花粉は、雑種をつくるときに役に立つものです。
種子繁殖したものを使用して雑種をつくろうとすれば、遺伝子バンクから種子を取り出し、それを植えることから始まります。
植えたものが発芽して成長し、交雑に使えるようになるまでに数年はかかる。
その時がくれば、花粉は「その時点で」必要なだけを使える状態にあるので、経済的であるし能率的でもあります。
植物育種の面から言うと、花粉バンクは極めて有用なものとなるでしょう。
どうにもならぬ時間的な制約から解放されるからです。
たとえば、季節の始めと終わりに咲く花がある場合に、自然状態では交雑の起こりようはないが、花粉が保存されていれば、受精させることが可能になります。
こうして育種実験は能率的に行なわれ、かかる時間も短縮されることになります。
普通の花の花粉ならいいですが、やはり登山最中に辛いのが、毎年恒例の花粉ですよね。
山に登らなければいいと言われてしまうと、終わりなのですが・・・。